フリーメイソン
フリーメイソンリーのシンボルマークの一つ。[[定規とコンパスは石工職人のギルドだったことの名残。 上向き三角形(コンパス)と下向き三角形(直角定規)の結合はダビデの星を形成し、男と女、陽と陰、天と地、精神と物質など世界の二元性の融和を表現している。中央の「G」は至高存在を意味し、神(GOD)と幾何学(geometry)、栄光(Glory)、寛容(Grandeur)等を意味する。また「G」にはグノーシス(Gnosis)の意味も込められている。フリーメイソンにおいて個々の建築道具は人間の美徳と対応し、直角定規は道徳、コンパスは真理、こては結束と友愛、槌は知識や知恵を象徴している。]]
フリーメイソンリーが用いるシンボルの一つ、[[プロビデンスの目。]]
18世紀の備品。壁にプロビデンスの目。
エプロン、コルドン(たすき掛けの装飾品)、外衣など。
米国[[エドモンズ (ワシントン州)|エドモンズのロッジ。]]
オーストラリア[[メルボルンアボッツフォードのロッジ内部。]]
宴会場、コンサート会場、フリーメイソンのロッジ、これらの用途として1836年に建設されたノルウェーの[[オスロにある「ガムレ・ローシェン」(den Gamle Logen)。]]
1920年制定[[オリンピックシンボル|オリンピック旗。古代ギリシア時代の古代オリンピックにならい近代オリンピックを提唱したピエール・ド・クーベルタン男爵は、フリーメイソンである。1894年国際オリンピック委員会(IOC)設立時のメンバーであったアンプティル男爵は1890年にフリーメイソンリーに入会した。初期IOCメンバーのデスボロー男爵は、1875年にフリーメイソンリーに入会した。]]
フリーメイソン(Freemasonry)は、16世紀後半から17世紀初頭に、判然としない起源から起きた友愛結社。
現在多様な形で全世界に存在し、その会員数は600万人に上り、うち15万人はスコットランド・グランドロッジならびにアイルランド・グランドロッジの管区下に、25万人は英連邦グランドロッジに、200万人は米国のグランドロッジに所属している。
「フリーメイソン」とは厳密には各個人会員の事を指しており、団体名としてはFreemasonry(フリーメイソンリー)、Franc-maçonnerie(フランマソヌリ)、Massoneria(マッソネリア)、Freimaurerei(フライマウレライ)、Масонство(マソンストヴォ)である。以下、英語的な発音である「フリーメイソンリー」と記載する。なお本項目は「フリーメイソン」と表記しているが、日本グランド・ロッジは「フリーメイスン」と表記している。
この友愛結社(組合)は、管轄上、独立したグランドロッジもしくは一部が東方社(オリエント、大東社系)の形で組織され、それぞれが下部組織(下位のロッジ)から成る自身の管区を管轄している。これらの多様なグランドロッジは、それぞれが認め合い、あるいは拒否したりして、境界を形成する。また、フリーメイソンリーの主要な支部には、関連した付属団体が存在するが、それらはそれぞれが独立した組織である。フリーメイソンリーは秘密結社団体と表現する場合があるが、いかなる団体であれ団体内部の秘密というものがあり、そうした視点においてフリーメイソンリーは広く知られた公開結社なのであるというフリーメイソンリー側の意見もある。
フリーメイソンリーは「自由」、「平等」、「友愛」、「寛容」、「人道」の5つの基本理念がある。
Wikipedia より